こんにちは!
剣道ジャーナル編集長の酒田です。
稽古や試合のあと、みんなでお酒を酌み交わし剣道について語り合う通称「第二道場」、剣道愛好家の憩いの場所ですよね。
偉い先生の「こぼれ話」や素朴な疑問をぶつけるチャンスだったりします。
今回は「第二道場」の魅力について解説します。
第二道場って何?剣道会の「飲み文化」
そもそも「第二道場」って何それ?って方もいらっしゃるかと思います。
一般的に「稽古後の飲み会」のことを第二道場といいます。由来を調べてみましたが、よくわかりませんでした。(すみません)
(まあ、「飲むのも稽古のうち」という飲兵衛剣士が適当に名前つけたんだと思いますが・・・)
一般的に以下のケースがよくあるパターンかなと思います。
気の合う稽古仲間での飲み会
稽古後、気の合う稽古仲間で飲みに行くパターンです。仕事終わりに同僚と飲みに行くようなノリと一緒です。
道場に関する愚痴や技術論などざっくばらんに語り合うことができるめちゃくちゃ楽しい飲み会です。
偉い先生をお迎えしての飲み会
出稽古や旅で来た、偉いの先生や強い先生をお迎えしての飲み会です。仕事で言うと「お客さんを連れての接待」に近い雰囲気があります。
高段者の先生の昔話や裏話を聞くことができます、八段先生なら難関の中央審査での合格のコツを聞けるかもしれません。
第二道場でよく出る話題
剣道愛好家が集まる「第二道場」ですので、話題の中心はもちろん剣道になりがちです。ここではどんな話題が出がちなのかまとめてみました。
その日の稽古の反省会
その日の稽古の反省会はよく出ると思います。
「今日の稽古でこういうことを意識したんだよ」や「こういう攻めをしたら相手がこんな反応をしたんだよ」のような振り返りを行うことが多いです。
稽古終わりの挨拶だけでは語り合えないような深い話をすることができます。
審査や試合の裏話
高段者の先生との飲み会では「審査の裏話」を聞くことができます。受審者としての立場で「立ち合いでこんなことを意識した」とか「審査前にこんな稽古した」というような話から「立ち合いの相手の方からこんな話された」などといった不思議な話を聞くことができます。
また、機会としては少ないですが八段の先生と飲む機会では「実際に審査した立場としての話」を聞けることもあります。
剣道用具の話
使っている防具のこだわりや、竹刀の選び方などの話をすることも多いかと思います。
最近買った防具や一張羅防具の自慢大会などになる場合もあります。
どんな店に行くことが多い?
第二道場としては「赤提灯系の居酒屋」や「チェーン店」が多いかと思います。
剣道愛好家は地声が大きく、お酒でさらに声が大きくなることも多いので、騒がしいお店がお勧めです。
少人数、一対一、落ち着いた雰囲気の先生であれば「バー」などの落ち着いたお店でもいいかもしれませんね。
まとめ
稽古のあとの飲み会から得られるものは多いと思います。
いろんな人からお話を聞くことで、いろんなことを学ぶことができるので積極的に参加することをお勧めします。
編集後記
「強くなること」も大事ですが、「続けたくなる空気」も大事ですよね。
剣友会の空気をよくするためにも第二道場での稽古をお勧めします。
取材依頼のほかに第二道場への取材依頼についてもお待ちしています。
文・酒田マードック
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