こんにちは!!
剣道ジャーナルの酒田です。
高校生のころって練習試合や大会でなんだかんだ毎週なにかしらの試合がありましたよね。
でも大人になると、試合の回数ってめちゃくちゃ少なくなりません?
「学生のころほど試合をしたくないけど、たまには試合したい・大会に出たい」という方は多いと思います。
そのような方向けの記事になります。
※筆者が関東在住のため東京の大会が多くなることをあらかじめご了承ください。
全国大会につながる予選(めちゃくちゃレベル高いかも・・・)
県剣道選手権大会(全日本選手権県予選)
まず初めに紹介するのは「〇〇県剣道選手権大会」いわゆる「全日本選手権の予選会」です。
県トップレベルの選手を決める大会で大学生以上であれば誰でも参加できる大会になります。
警察官を始め、刑務官、教員、実業団、大学生と無差別で出場する大会のためめちゃくちゃレベルの高い大会です。また、この大会に掛けている選手も多くいらっしゃるので、迫真性のある試合が繰り広げられています。
県民体育大会(国体予選)
次に紹介するのは県民体育大会、いわゆる「国体予選」です。
全日本選手権は無差別で優勝を争いますが、県民体育大会年齢ごとに区分が決まっております。これは県代表の団体戦メンバーを決める大会であり、ポジションごとに年齢が決まっているからです。
【出場区分】
成年男子の部
先鋒の部 25歳未満
次鋒の部 25歳以上35歳未満
中堅の部 35歳以上45歳未満
副将の部 45歳以上55歳未満
大将の部 55歳以上
成年女子の部
先鋒の部 30歳未満
中堅の部 30歳以上40歳未満
大将の部 40歳以上
県の代表を決める試合のため、全日本選手権予選に負けないくらいレベルの高い大会になります。
都道府県対抗予選会
こちらの大会は文字通り都道府県対抗の予選会になります。
こちらもポジションごとに区分が分かれております。国体予選は年齢のみによる区別でしたが、本大会は年齢以外に職業によっても分かれております。
【出場区分】
先鋒……高校生
次鋒……大学生
五将……年齢18歳以上35歳未満の者。警察職員・教職員・大学生・高校生を除く
中堅……教職員の者。年齢に制限なし
三将……警察職員の者。年齢に制限なし
副将……35歳以上の者。警察職員・教職員を除く
大将……50歳以上。剣道教士七段以上の者
こちらもかなりレベルの高い大会です。
もっと手軽に出られる大会
市民大会・区民大会
各市、各区の剣道連盟が主催している大会になります。
各自治体在住であったり、職場が自治体にあれば出られるケースが多いです。
警察や教員が出てくることはあまり多くなく、一般の方でも優勝しているケースが多いです。
県社会人大会
県在住の社会人を対象にした大会です。基本的に団体戦のみとなります。
会社でチーム組んで出るもよし、剣友会でチームを組んでもよいと思います。
(関東限定)変わった大会
東京都スポーツフェスティバル(春季・秋季)
完全オープンで型のトーナメント大会となります。
「新日本スポーツ連盟東京都連盟」という団体が主催で開催されています。
僕は出たことありませんが、友達と気軽に出られる大会のようです。
HAGAKUREYオープン剣道大会
都内で稽古会を主催しているHAGAKUREYが主催する剣道大会となります。
合計年齢200歳以上、大人になってから剣道を始めた人のみの大会とか独自のルールによってみんなで楽しめる大会を作り上げている感じがします。
初心者からレベルが高い人まで参加されるので、見ていても面白い大会であると思います。
まとめ
大人でも出られる大会はたくさんあります。
本記事ではすべて、誰でも参加できる大会を紹介しました。
最初は参加するのに勇気がいると思いますが、後悔はしないと思います。
編集後記
社会人になると試合にでるのって勇気要りますよね。
学生のころに比べると、稽古する時間も少ないですしモチベーションあげるのも大変ですよね。
ただ、学生のころに比べて楽しみが一つ増えたことも忘れないでください。
それは何かって?
大会後の反省会という名の飲み会
文・酒田マードック
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