昇段審査の迷信を斬る!?本当に信じるべきこと、信じなくていいこと(道具編)

社会人向け

こんにちは!!

剣道ジャーナルの酒田マードックです!!

さて、5月といえば「京都と愛知での昇段審査」や「全日本剣道演武大会(京都大会)」と剣道界においてはなかなかイベントが目白押しですね。

京都大会については、僕の剣友会では出ている先生がいませんでしたが(10年くらい前までは出ていた先生がいたようです)、京都の七段審査には1人の先生が挑戦し愛知の六段審査に2人の先生が挑戦しています。

昇段審査に向けた話をしていると、いろいろな迷信や噂って耳にする機会って多いかと思います。その中には、「まあ納得」というような噂から「それ本当?」というものまでありますよね。

その噂について酒田マードック流に考察してみたいと思います。

よくある噂一覧

まずは、よく聞く昇段審査の噂をカテゴリごとに分けてみようかと思います。

今回は「道具編」「立ち振る舞い編」「立ち合い編」に分けてみました。

皆さんも一度は聞いたことのある噂が多いかと思います。

道具に関する噂

  • 綺麗な剣道着・袴・防具でなければマイナスになる。
  • 高価な道具で受けなければマイナス印象
  • 学校名の書かれている道着は避けた方がいい
  • 生地胴・色のついた胴で受けるのはマイナス印象。
  • 手拭いは白か黒、紺

噂に対しての考察

とりあえずですが上にあげた噂について考察してみたいと思います。何度も言うようで申し訳ないですがあくまでも「僕の考察」ですので悪しからず。

綺麗な剣道着・袴・防具でなければマイナスになる。

これについては「結果的にマイナスに働くのではないか」と思います。

昇段審査は「審査員の先生方に自分の剣道を見ていただき、受審する段位に相応しいか判断してもらう場」だと思っています。

初見で「見るに値しない着装」と判断された場合、それを覆す何かが必要になってくるのではないでしょうか。

「審査員に剣道を見てもらう」意味でも、「一張羅を着て自分の気持ちを高める」意味でも綺麗な道具での受審をお勧めします。

高価な道具で受けなければマイナス印象

これに関してはそこまでマイナスにはならないのかなと思います。

ボロボロであったり、色の落ちてしまったものは遠目で見てもすぐわかりますが、綺麗な道具であれば高かろうが安かろうがあまりよくわからないです。

学校名の書かれている道着は避けた方がいい

垂名札(垂ネーム)を外している意味を考えたらわかると思います。

これが直接的に合否に結びついているかどうかは不明ですが、マナーとして控えた方がいいでしょう。

生地胴・色のついた胴で受けるのはマイナス印象

これも別にマイナスにはならないと思います。

誰かを特定するものでもないですし、取り立て失礼なものでなければ問題ないと思います。

気にする方はオーソドックスなものをつけるのがいいかと思います。

手拭いは白か黒、紺

これも特段マイナスになるとは思えません。

気になる方はオーソドックスなものをつけましょう。

まとめ

昇段審査はオフィシャルな場であると考えた上での行動が大事になると思います。

受験や就職の面接、大事な商談においてボロボロのスーツを着ていくでしょうか?安くても綺麗なスーツを着ていくはずです。

剣道も一緒です。大事な場所に稽古に行くときに何を着ていくかを考えた上で行動してみてください。

編集後記

Twitterを始めてみて色々と驚いたのですが、派手な用具が流行っている気がします。

垂ネーム、防具、剣道着等

仲間内で楽しむ分には何の問題もないと思いますが、「出稽古や試合のときに着ていくのはどうなのかな」と思うこともあります。

頭が硬いのかもしれませんが、何だかなあ。

時代の流れなのかな


文・酒田マードック

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