大人から剣道を始める方へ〜上達するための考え方・続けるコツ

初心者向け

こんにちは!

剣道ジャーナル編集長の酒田です!!

突然ですが、大人になってから剣道を始める方って意外と多いですよね。

子供と一緒に始める方、運動不足解消のために始める方、新しい趣味として始める方...etc

始める理由なんて人それぞれです。

そんな大人初心者の皆さんですがこんな悩みを抱えてたりしませんか。

「学生の頃に比べて、体力や柔軟性が落ちててきつい」

「なかなか上達しないので焦る」

「稽古時間が限られるし間隔も空いてしまうので上達できない」

正直、仕方ないことです。でも諦める必要はありません。

剣友会で大人初心者向けに指導している僕が、大人初心者が上達するコツについてお話しいたします。

【上達のコツ1】先生に教わりましょう

多分これをみて「何言ってんの?」「当たり前じゃん」と思う方が多いと思います。

そう、当たり前なんです。でも、できてない人多いです。

というより、教わっている人と教わってない人では同じような剣歴でも剣道が全然違います。

我流では上達できません、教えてもらいましょう。

先生に教わる上で剣友会に所属するのが手っ取り早い方法かと思います。

剣友会の選び方に関する記事はこちら「剣道を始めるならどんな道場・剣友会を選べばいい?

【上達のコツ2】剣道に触れる機会を増やしましょう

大人になると仕事や家庭、その他いろいろやらないといけないことが増えるので稽古回数は限られます。

多い人で週3回、少ない人では月1回程度しかできないかと思います。

なかなか稽古できないのは仕方ありません。ただ、剣道に触れる機会を増やすことはできます。

手軽なところから言うと、「イメージトレーニング」「動画を見る」少し時間を作れるようならば「素振り」なんかしてみてはいかがでしょうか。

中学生や高校生のように「週6回稽古」とかはできませんが、剣道に触れ続けることによって得られるものは多いです。

稽古回数の少なさをカバーできるといいかと思います。

【上達のコツ3】稽古の時は全力で

先ほどお話ししたとおり、大人初心者はたくさん稽古できるわけではありません。

少ない回数の稽古を、最も効率的に行うことが剣道上達の要となります。

せっかく大事な時間を作って稽古するのであれば、一つでも多く学びたいですよね。そのために全力で稽古してください。

素振り、足捌き、基本打ち、地稽古すべての稽古で「息が切れる」くらい全力でやってみましょう。

力が抜けて最後には素晴らしい打突ができるはずです。

【上達のコツ4】稽古の振り返りをしましょう

これは初心者に限らない話かもしれません。

稽古の中で感じたこと、教わったこと、打たれた場面、打った場面全て振り返ってみましょう。

その場面一つ一つを振り返り「良かったこと」「悪かったこと」に棚卸ししてみましょう。

「良かったこと」は継続、「悪かったこと」は改善すれば、自ずと上達するはずです。

今の時代、稽古の様子を動画撮影している稽古会も多いかと思います。稽古内で思ったこと考えたことと俯瞰で見たとき、客観的に見たときに感じることが違うかもしれません。

稽古の動画撮影時のやり方や注意点についてはこちらの記事を「稽古動画を撮影することのススメ〜自分の剣道を客観視しよう〜」見ていただくとわかりやすいかと思いますのでご覧ください。

でも、それでいいんです。それを繰り返し改善していくことで剣道が上達するだけでなく、剣道を見る目を養うことができます。

まとめ

大人初心者が剣道を上達させるためには正直とても厳しいものがあります。

中高生に比べて、「稽古の回数は少ない」「体力的に厳しい」確かに厳しいです。

ですが、中高生に比べたら「考えが成熟している」ことや「他のスポーツでの経験」と言うのが利点となります。

その利点と上達のコツを活かすことによって、稽古の効率を最大化できるかと思います。

編集後記

僕の所属している剣友会には、大人初心者が多くいらっしゃいます。

昨年に始めた方が多いのですが、3月に初段を取得した方が多くいらっしゃいます。

昨年1年間手取り足取り教えてきたつもりですが、剣道に関する考え方も成熟してきていることから僕だけでなく色んな先生に教わって上達してほしいですね。

あまりまとまらなかったですが編集後記とさせていただきます。


文・酒田マードック

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