剣道を始めるならどんな道場・剣友会を選べばいい?

初心者向け

こんにちは!!

剣道ジャーナル編集長の酒田です。

「剣道を始めたい、子供に習わせたいけど、どんな道場を選べばいいかよくわからない」という声をよく聞きます。

本記事では、道場選びで後悔しないためのポイントを実際の経験を基にまとめました。

初めて剣道を学ぶ方の参考になれば幸いです。

この記事を読んでわかること
〇タイプ別道場の特徴
〇目的別・自分にあった道場の選び方
〇「入ってから後悔!?」を防ぐためのコツ

道場タイプ別の特徴~あなたにあう道場は!?~

一口に道場といっても、道場ごとに指導者の先生や親御さん、OB・OG等の人や環境によって全く違います。

自分に合う道場でないと、剣道自体嫌いになってしまうこともあります。

ここではタイプ別の道場の特徴を書いていきます。

昔ながらの厳しめ本格派タイプ

礼儀や所作に厳しく、昔ながらの稽古スタイルを大切にしている道場です。昔からある道場や創始者の先生の思いが強い道場に多いタイプなことが多いです。

「正しい剣道」や「基本」を大切にしている指導方針で、小さい子供でも基本や礼儀作法を徹底的に叩き込まれます。また、試合の勝ち負けよりも試合内容を求めれ、基本に反した動きで勝っても怒られる、といったこともあります。

初心者は最初戸惑うかもしれませんが、しっかり身につければ将来において大きな財産になるとも言えます。

のびのび自由タイプ

子供たちが楽しく、のびのびと剣道出来る雰囲気の道場です。

礼儀も教えるけど、まずは「剣道を好きになってもらうこと」を大事にしているスタンスです。

他のタイプの道場に比べると、稽古の雰囲気がよかったり親しみやすい先生が多いのが特徴です。

なかなか試合で結果を出すことが難しかったり、強くなるのに時間がかかりますが、習い事として続けやすかったりほかの習い事と掛け持ちしやすかったりします。

試合重視・ガチ勢タイプ

さまざまな大会へ積極的でに参加し道場連盟などの全国大会を目指すタイプの道場です。「とにかく勝ちにこだわって厳しい稽古」が多いのが特徴です。

昔から実績充分の伝統ある道場から、若くて実績のある先生が熱意をもって指導している新興の道場まで幅広く存在しています。

大会参加や練習試合の頻度が圧倒的に多く、経験値が多く積むことができるので中学・高校になっても活躍している選手が多いです。

他の道場に比べて強くなれるのは確かですが、厳しさについていけずに辞めてしまう子供も多くいます。

合う合わないがはっきりしているので入る際は注意が必要ですが「とにかく強くなりたい人」にはお勧めです。

目的別、道場の選び方

道場を選ぶにあたって、「自分が目指している方向」と「道場の特徴」がマッチしていることが一番大事になると思います。

〇正しい剣道・礼儀作法をしっかり学ばせたい
 ⇒昔ながらの厳しめ本格派タイプ
〇とにかく剣道を続けさせたい
 ⇒のびのび自由タイプ
〇とにかく勝たせたい、中学高校でもつなげたい
 ⇒試合重視・ガチ勢タイプ

ミスマッチを防ぐために

せっかく始めた剣道でも「道場の空気」と「求めること」が合ってないと続けることは難しいですよね。

そのようなミスマッチを防ぐために「稽古の見学」と「指導者の先生に話を聞く」ことをお勧めします。

稽古の中では「先生の指導の仕方」それを受けての「子供たちの反応」はその道場の雰囲気そのものになります。これは一朝一夕で出来上がったものではなく、長い時間をかけて形成されていくものです。取り繕うとしてもできるものではありません。

逆に言えば「見学して感じたこと」は合っているといっても過言ではありません。

そして「指導者の先生の話」はこれからの未来を指しています。これからその道場がどう変わっていくかを示すものになりますので必ず聞いてください。

まとめ

〇どんな剣道をしたいか、将来どうなりたいかを考えましょう。
〇道場はどんなタイプ、雰囲気はどうか見学して見極めましょう。
〇自分の将来にあった道場、信頼できる指導者を見つけて指導を受けましょう

編集後記

剣道の道場ってどうしても指導者の考えが強く出てしまうんですよね。

そこで合う合わないのトラブルって実はめちゃくちゃ多いです。僕の経験上「よく考えず近いから入会」とかしてしまうと十中八九揉めます。

そういうトラブルが一つでも少なくなるように道場も保護者も考えていかないといけないですよね・・・


文・酒田マードック

コメント

タイトルとURLをコピーしました